スクール理念

1)FISの大きな特長は、少人数制と家庭的な雰囲気の保育教育です通常の幼稚園・保育園は年少児以上のクラスになると、一クラスに20から30人の子供たちがいて保育教育を受けているのが一般的です。
一方、FISは一クラスの定員が5名前後の少人数です。[続きを読む][閉じる]
生徒一人ひとりに目が行き届き、それぞれの個性の違いに十分に対応しています。先生にサポートされるこうした密度の濃さは子どもたちの集中力に現れてきます。またFISの校舎は一般の住宅でとても家庭的な雰囲気です。子どもたちはどこかのお家で遊んでいるかのようにリラックスしています。これも子どもたちの落ち着きや集中力の向上につながっている証でしょう。
2)FISの教育プログラムの大きな特長は真の意味の「英語教育」です

★英語学習の開始は幼児期がベスト

母国語以外の外国語、特に世界の共通語である英語を幼児教育に導入する動きはもはや英才教育などではありません。こんにち世界中で一般的になっています。その理由は、幼児期、特に6歳頃に大脳の聴覚野の成熟がほぼピークに達するからです。幼児の聴覚細胞はその一つひとつがピンマイクのように鋭敏で、これによって幼児は親など周囲の人たちが話す言葉を聞き取り、自然に母語として習得しているわけです。FISはこの点に着目しています。

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英語習得において一番大変でありまた一番重要なのは「聞き取れる耳」を作ることなのです。
どんなにたくさん英語表現を覚えてそれを口から発しても返ってくる英語が聞き取れないのでは会話になりません。幼児特有の旺盛な好奇心と鋭敏な聴覚のある素晴らしい幼児期を逃してわざわざ照れが始まる思春期にまで英語学習を遅らせる理由はありません。それでも外国語を習得できる人はいますが、その数は数十分の一に減り、またその習得者も幼児期の数倍の努力を強いられるのです。

★英語は生活の中で学ぶ

両親、または親のどちらかが英語を日常的に話すのであれば子供は家庭で自然と英語を習得していきます。それは生活の中に自然に存在する言葉だからです。

一方、普段の家庭生活が日本語だけの子どもたちにとって英語を習得するのは簡単ではありません。週1回の英会話教室通いではとても限定的です。また、仮に毎日英会話学校に通えたとしてもそれは習い事、つまり勉強になってしまいます。勉強が好きな子供はいたとしても少数です。次のレッスンまでにおさらいを欠かさない子供がどれほどいるかは皆さんの周囲を見れば明らかでしょう。

FISでは、朝の挨拶からトイレに行ったりお弁当を食べたり工作をしたり公園で遊んだりなどスクールの生活すべてに英語があります。子どもたちにとって英語を話したり聞いたりすることはスクールでの日常の自然な風景です。大好きな先生や保育士と英語でコミュニケートできる喜びこそ、子どもたちの「英語習得」における自然で大きな動機付けなのです。

じつは、英語学習者において最大のそして最も獲得が難しいテーマこそが「英語習得の動機付けを育む」ことです。
FISの子どもたちは日々の楽しい生活の中で、しかも福井という地方都市に家族と一緒に暮らしながらこの動機付けを自然に育てています。

3)英語力は技術に過ぎない. 人柄が育ってこその英語力.しつけ教育

きれいな発音で流暢に英語を話せるのは素晴らしいことですが、それだけでは何の意味もありません。大事な場面で何をどう話せるかが問題です。真の意味での語学力というのは人柄だとFISは考えます。人柄とは人としての魅力です。これは日本語において考えると分かりやすいでしょう。当たり前ながら日本人は皆日本語が上手ですがその語学力がその人の魅力を表しているわけではありません。日本語が上手に話せるかといって仕事や生活の質も高いというわけでないのは自明です。人柄を育む基盤となる「しつけ教育」。これが根っことして地にしっかりと張れて初めて英語力が花開くとFISは考えています。特別厳しいしつけ教育をしているわけではありません。当たり前のことを普通にできるように、一つひとつ繰り返しながらじっくりと教えています。

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★少人数ならではの行き届いたしつけ教育

やって良いこと悪いことや生きる上で大切なことを子どもたちは大人を見て覚えていきます。大人とは両親であり家族であり周囲の大人であり教師です。悪いことでも見逃したり許したりすれば子供はそれを「やって良いこと」として学習してしまいます。しつけの価値観を私どもFISの全てのスタッフがご家庭と共有し、それをタイムリーに子供に教えさとしていく必要があるのです。それには子供に教えるその瞬間を見逃してはなりません。子供ですからいたずらもしますし喧嘩もするでしょう。それには必ず理由があります。それを先生がきちんと聞き、子供に分かるように説いて納得させるのです。FISの少人数制の優れた点はまさにここにもいかんなく発揮されています。

昨今、あいさつがきちんとできない大人がとても多いと言われています。それが幼少時、青少年時の心の教育の反映であることを思えば、責任は重大でしょう。

「あいさつ」がきちんとしっかりできることもしつけの大切な要素です。スクールの中では英語と日本語で、外部の地域の大人の方々には丁寧な日本語できちんとあいさつができるように毎日繰り返して練習しています。同時に、日本語を丁寧語で話せる指導もしっかりと行っています。

★自分が育った背景を愛せる心優しい子に育てる〜フィールドツアー

国際人として世界中の人たちとコミュニケートするということは、外国の人たちの様々な背景や価値観を受け止め理解するということを意味します。それだけ懐の深い人柄であるということです。その人柄は自分自身への自信や、また自分を育んでくれた家族や地域の人たちへの深い感謝や愛情と誇りに裏打ちされてこそ育まれるものです。

FISではそれを実現するために毎週金曜日を「Field Tourの日」とし、生徒全員がスクールバスで体験学習に出かけています。子どもたちは林や河原・浜辺など福井の豊かな自然に親しみます。木の枝や竹でおもちゃを作ったり野花を摘んだり虫を捕まえるといった「見る、触れる、匂いを嗅ぐ、聞く、感じる」という五感を豊かに培う体験をたくさん重ねています。

さらに農場・牧場・店舗・工場などを訪れ、地域の人々とのあつい交流の機会をたくさん持っています。自分たちの日々の生活が成り立っているそのおおもとのところを見聞きし深い感謝の気持ちを醸成しています。

4)食育はFISの大切なテーマです人は食べずに生きることはできません。では「食べる」ということはどういうことでしょうか。「食は身体を造り、生活を作り、人生を創る。」はFISの食育の理念です。ファストフードもたまに食べる程度なら否定はしませんが、食べ物は出来る限り自然で新鮮なものを十分に摂りたいものです。伝統的な和食こそ最も望ましい食事であることは多くの専門家が指摘しているところです。

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★幼児期は味覚が発達する大事な時期

幼児期は味覚が育つ大事な時期です。私達の舌の上には味蕾(みらい)という味覚を感知する大切な器官があります。それは甘味、苦味、酸味、塩味、旨味という5種類の基本味を感じ取る機能を持っています。味蕾の発達は12歳頃にピークに達し、その数は一万ほどに達しますが、やがて大人に成長するにつれ二千ほどに減少してしまいます。「12歳までに食べた物を人は生涯食べ続ける。」、と言われる所以がここにあります。また人は9歳前後に脳細胞と脳神経が大きく発達します。ですから、6歳頃までの幼児期に食事を通して正しい味覚の発達と成長をうながすのが理想的なのです。

かつお節や昆布という天然の出汁で調理したFISのスクールランチは子どもたちの敏感な味覚にたくさん働きかけています。また基本的に薄味の調理法なので野菜や魚などの食材本来の味を子どもたちの味蕾はしっかりと感じ取っていきます。こうして子どもたちは5つの基本味の美味しさを学習していくのです。自然で豊かな味覚を発達させた人は食の大事さを知るでしょう。自分の肉体を成長させ健康を維持できるのが質を高い食であるということを幼少期に学んできたからです。医食同源という言葉通り、食は健康を保持し、病を遠ざける薬にほかなりません。健康な肉体は健康な心を支え、家族のだんらんとなり、それが豊かな人生の創出を導くのだとFISは考えています。

★味覚の発達をうながすスクールランチ

FISでは、年少以上の子どもたちには伝統的な天然出汁で調理した日本の家庭料理のプレートランチを月曜日に、全員の子どもたちには天然出汁の味噌汁とおにぎりのランチを火曜日に提供しています。どちらもほぼすべて国産の野菜、魚、肉を使用し、なるべく福井県産品を使うことでフードマイレージ(近距離で調達できる食材を使うことで輸送による二酸化炭素排出抑制に寄与する)にも配慮しています。

ご飯の米は福井・鷹巣産のコシヒカリです。食べる分だけ炊飯当日にスクール内で精米しています。
水曜日はパンランチです。外部に製造委託をした天然酵母の手作りパンランチを2回、スクールで焼く国産小麦粉の食パンでのサンドイッチランチを2回という構成です。毎週木・金はご家庭のお弁当によるランチです。

5)FISでの情操教育の大きな特長の一つは音楽プログラムです聴覚が鋭く豊かな幼児期に触れるものとして最適なのが「言葉」であることはすでに述べましたが、もう一つとても大切なものがあります。それは「音楽」です。良い音楽を聞き楽器に親しむことは子供の情操を豊かに育む上で欠くことができません。[続きを読む][閉じる]

★ピアノレッスンを導入

正確な音程を持ちメロディー・ハーモニー・リズムのすべてを表現できるピアノは完成された楽器と言われています。そのためにすべての音楽家は必ずピアノ演奏を習得するのですが、音楽家になるならないは別として、ピアノ演奏に親しむことは幼児期において多くの面で大いに効果的です。

ピアノを演奏するということは、視覚・聴覚の刺激と手足の動きを連動させるので、脳内の<運動をつかさどる部位=運動神経>と<知覚をつかさどる部位=知覚神経>の連携力が高まります。脳全体へ良い刺激が複合的に及ぶことで、脳の聴覚野の堆積が増大し、同時に音を聞いた時に視覚野もより強く反応することが分かっています。

こんにち、IQ(知能指数)に代わってHQの重要さが叫ばれています。HQとはHumanity-Quotientの略で、「人間らしさの知能」を意味します。ピアノ演奏はこのHQを高めることに大きく作用するのです。HQは一般知能・問題解決能力・運動能力・言語能力を総合的に高めることにつながっていきます。FISでのピアノ演奏の目標は楽しみながらピアノに向かうことが基本です。

★BGMはクラシック音楽

優れた音楽をたくさん幼児期に聞くことはとても大切です。特に、歴史のふるいにかけられて残ったクラシック音楽は小さな子どもたちが親しむ最高の音楽と言えるでしょう。FISではBGMとしてクラシック音楽を情操教育に取り入れています。心が落ち着いた朝の始業前にクラシック音楽が部屋に静かに流れています。複雑な不協和音が多用される難解な曲は避け、和音のハーモニーが平易で明るいモーツァルトやバッハなどのシンフォニーやコンツェルトあるいはソナタが中心です。日本のアニメソングはご家庭など広くで聞く機会があろうかと思いますので敢えてスクールでは採用していません。またFISではDVDやビデオ、パソコンなどのデジタル機器は使っていません。デジタルではないアナログ教育を指向しています。

6)体力作り6歳までの幼児期における体力作りというのは遊びを通して全身運動をすることで増進させていくべきだとFISは考えています。何より、運動することが楽しいという気持ちを育てることが大切です。FISの体力作りは基本的に毎日のウォーキングと、毎週火曜日に隔週交代で実施している器械体操エクササイズ・ヒップホップダンスエクササイズです。[続きを読む][閉じる]

★器械体操エクササイズ

小学生で体育嫌い、あるいは苦手という子たちの多くは器械体操が不得手という共通項があります。幼児期に遊びを交えたマット運動、跳び箱・鉄棒に親しむことによって自分の身体を思うように動かせる習慣を積むと、器械体操が楽しいと感じるようになっていきます。FISの子どもたちは器械体操が大好きで、年齢が上がるに従ってだんだん高度なことができるようになっていきます。この器械体操エクササイズレッスンは専門の先生を招いて実施しています。

★ヒップホップダンスエクササイズ

音楽やリズムに合わせて身体や手足を動かし表現することは運動面のみならず情操という意味でもとても意義があります。感情の表出がスムーズになったり創造性が豊かになったりなど、子どもたちにはとても人気のあるレッスンです。米国ニューヨークで長くダンサーとして豊かな経験のある先生を招いてのダンスエクササイズです。